絶対ライオンズ主義

どんなに弱くなっても他球団のファンにはなれないことに気付いてしまったライオンズファンのブログです

森選手の捕手起用について

ライオンズファンとしてはこれに触れておかなくてはいけないでしょう。


賛否両論色々な意見があると思いますが、個人的には捕手起用は反対です。


ですが、もう止められない流れなのも理解した上で、一応、何故反対なのかを書いておきます。


理由は打ち勝たなきゃいけないライオンズにおいて、打撃力をフルに活用しなきゃいけない1人である森選手のその打撃力が、捕手起用によってフルに生かせなくなる可能性が高いからです。


今シーズンの森選手

OPS .806

RC27 6.09


RC27の値はメヒア選手より高いにも関わらず、今シーズンたったの392打席しか立っていないのは何故か?


それは捕手の練習ばかりで殆どバットを振らないキャンプを過ごしたから。


開幕からの1ヶ月は打率1割台と絶不調に陥り登録抹消。

そこから2軍で打者としての準備をして復帰は5月31日。


つまり捕手に専念したことで実質2ヶ月も森選手の打撃力を無にしたわけです。


上記今シーズン成績はこれがあった上での成績であり、もし最初から打者としてキャンプを過ごしていたらもっと上の数字を残した可能性が高いことは間違いないでしょう。


そして、捕手に専念すれば来シーズンもこれと同様のことが起こりかねません。



また、捕手と言えば怪我が多く、守備負担がとにかく重い。


怪我に関しては、ファウルチップは飛んでくるし、ワンバウンド投球がイレギュラーバウンドしてくるし、時にバットも飛んでくるし、時に外国人打者に投げ飛ばされたりもするし(笑)、コリジョンルールが出来たとは言え接触プレーは存在するし、乱闘の時には真っ先に止めに入らなければならない・・・


怪我をして出場出来なくなる=打撃力を生かせなくなる可能性は他のポジションの比ではありません。



そして疲労に関しては、分かりやすいところで、オリックスの若月選手の例を挙げておきます。


オリックスの若月選手は高卒3年目の捕手で、今シーズンの6月くらいから本格的に捕手起用が始まりました。


先発で74試合、途中出場で11試合マスクを被り、合計85試合はオリックス捕手の中で最多。


シーズン打撃成績は 打率 .227 OPS .543


その成績を月別にしてみると


6月 15試合 打率.323 OPS.755

7月 21試合 打率.328 OPS.792

8月 21試合 打率.172 OPS.416

9月 21試合 打率.159 OPS.359


7月末時点で3割を大きく超えていた打率も8月から急降下。


8月下旬、確かほっともっとスタジアムでの対戦時だったと思いますが、若月選手のバットスイングが波打っているような感じでまったく振れてなく、「相当疲れているんだな〜」と感じさせられたのが個人的には印象に強いです。


捕手は重労働であり、他のポジションに比べて疲弊しやすく、その疲労が打撃にもっとも影響するポジションであることの良い例だと思います。



今シーズンの森選手の実質的な開幕は6月。

その上で7月は代打のみの起用も多くて61打席しか立っていません。


そして捕手起用が本格化したのが暑さのピークを越した8月下旬頃からで捕手の先発起用はトータルで22試合。


これらの材料から鑑みると、少なくとも若月選手との比較では疲労は殆どと言っていいほど打撃成績には関係しなかったと見るべきで、参考にすべき月別成績は昨シーズン。


森選手は昨シーズン、DH起用が108試合、ライト起用が23試合で以下が月別の打撃成績です。


4月 25試合 打率.303 OPS.824 3HR

5月 27試合 打率.267 OPS.842 6HR

6月 22試合 打率.311 OPS.963 4HR

7月 19試合 打率.262 OPS.650 0HR

8月 23試合 打率.250 OPS.672 0HR

9月 21試合 打率.343 OPS.998 4HR


4月から順調にOPS.800以上を記録して6月の頭にはホームランも二桁に乗り、このまま行けばシーズン20発、いや25発も・・・と妄想した7月8月はDH主体とは言え開幕からの出場し続けてきた疲れに暑さが加わってガクンと調子落ち。

ホームランは2ヶ月続けてゼロで、OPS.700を大きく割っているこの値はソフトバンク今宮選手や日本ハム中島選手といった各チームの二遊間レベルの打撃。

そして涼しくなった9月に復活。


念を押して置きますが、これは守備負担ゼロのDH主体で使われた結果です。

これに捕手起用による疲労が加わると何が起こるんでしょうか?




森選手が捕手での出場を希望しているのは知っています。(それを言い出したらたぶん牧田投手は先発がやりたかったのでしょうし、金子選手も本当はショートがやりたかったのでしょうし・・・)


でもライオンズファンとして見たいのは特定の選手が特定のポジションで活躍する姿ではなく、ライオンズが勝つ、ライオンズが優勝する場面です。



「打撃力のある選手の状態を保ちつつ数多く打席に立たせる」



という、投手力で劣るライオンズが打ち勝つために取るべき作戦から言えば、森選手の捕手起用はそこから遠ざかる作戦にしかならないと考えます。






尚、ある条件が満たされれば、僕は森選手の捕手起用賛成派に転じます。



それは・・・



ライトに森選手と同等以上に打てる選手が加入すること。